【 有機の学校 】

有機の学校ORGANICSMILE
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2023Ver.

学校建物の紹介や、教室や圃場での授業風景です☆

有機の学校では

高品質・多収穫を実現する「BLOF理論」を基礎理論として、年間120時間、じっくり座学と実践で学びます。
また同時に、農家として独り立ちできる力をつけるため「農業経営」も学びます。
就農時の農地や住居のあっせん、販路についてもサポートし、新規就農者をがっちり支援する仕組みを作っています。

農業経営

農業で生計を立てていくには、いくつかの条件があります。その一つの要因が「場所」です。ライフコストで考えてみても、都市近郊で農業を行うよりも、農村地域の方が低コストですみます。また、発想と努力次第では、農業資材も自然界に存在するもので代用可能であったり、生活の一部を地域の恵(例えば、薪や地域食材など)で代替することも可能です。

 有機の学校ORGANIC SMILEでは、BLOF理論を中心に、自分の農園を回す能力「操船術」としての『農業技術』と、目的地にたどり着く「航海術」としての『農業経営』という2本の柱を中心に学んでいきます。将来的には、ライフコストダウンという取り組みも実施を予定しています。

 熊本県山都町は、有機JAS認定農家数No.1(市町村別)の土地であり、移住して有機農業を行う新規就農者も年々増加傾向にあります。その特筆すべき点として、定住率が極めて高いと点が挙げられます。実は、その下支えをしているのが、一般的な市場流通だけでなく、独自の流通ルートを持つ生活協同組合(以下、生協)の販路となります。山都町は、いくつもの生協との繋がりがあり、未来の新規就農者にとっての安定収入の一助になると言えます。

講義内容の紹介

次年度は初年度の学校運営の実施を踏まえ、有機農家として自立していける知識と技術をより実践的・実際的に授業と研修制度に組み込みました。講義内容の一部を簡単に説明していきます。

BLOF理論 

BLOF=Bio Logical Farming(バイオロジカルファーミング)は、生態系調和型農業理論の意味。
下記3つの分野に分けて考察し、科学的・論理的に営農していく栽培技術を学びます。
①作物生理に基づいたアミノ酸の供給
②土壌分析・施肥設計に基づいたミネラル肥料の供給
③太陽熱養生処理を用いた土壌団粒形成、土壌病 害菌抑制、水溶性炭水化物の供給

土壌分析・施肥設計

土壌の状態を知る事は、農業にとって欠かせません。当校は、専用機材の揃った土壌分析室を完備し、研修生や卒業生が利用できるよう、カリキュラムの中で繰り返し学びます。
施肥設計の授業では肥料の効き方、効かせかたも学び、自分で施肥設計できる所を目指します。

農業経営

高品質・多収穫を実現するBLOF理論を基礎理論として学ぶと同時に、農家としても独り立ちできる力をつけるための農業経営を学びます。
就農時の農地や住居のあっせん、販路についてもサポートし、新規就農者をがっちり支援する仕組みを作っています。

【 講師紹介 】

小祝 政明

日本有機農業普及協会理事長 BLOF理論の創始者

田中 誠

ORGANIC SMILE副理事長
BLOFインストラクター

元木 雅人

JOAA社長
BLOFインストラクター

浅野 健治

Jジャパンバイオファーム技術営業部長 BLOFインストラクター

鈴木 一哉

Jobエンザイム社長
BLOFインストラクター

西田 聖

JA東とくしま参与
BLOFインストラクター

鳥越 靖基

ORGANIC SMILE副理事長 YASKIFARM

田上 徳義

山都町(旧矢部)猟友会会長
年間250頭ほどの鹿・猪を捕獲している

木村―黒田純子

環境脳神経科学情報センター
医学博士

松尾 由美

コープ自然派事業連合顧問
遺伝子組み換え問題担当

園川 誠一

園川農園

服部 玄

メディカル青果物研究所
研究開発室長