有機の学校ORGANIC SMILEは、農薬不使用、オーガニック野菜の栽培技術を学ぶだけではなく、地域の人たちや消費者である生協の組合員をつなぎ、「理解」と「共感」をもって一緒に「誰もが国産オーガニック野菜を食べられる」社会を目指してスタートしました。
この取り組みが熊本の地から日本中に広がったらいいですね。
特定非営利活動法人 ORGANIC SMILE
理事長 大宮 隆博
4月16日、会員の皆さんの応援で、熊本県山都町に有機の学校ORGANIC SMILEが開校しました。阿蘇の外輪山に位置する山都町は、全国の市町村の中で有機認証農家が一番多い町。町長はじめ町民の理解もあり、有機農業を目指す人が集まっています。
ORAGNIC SMILE初年度の受講生は10名。新規就農をめざす人、リタイヤ後に農業を始める人、会社を辞めて大阪から移住された夫婦もいます。10名それぞれの目標に応じて授業や研修を組み立て、生活面でもサポートするなど、学校の担う課題も責任も大きくなっています。
ORGANIC SMILEの開校は、理事長の開校の挨拶からはじまりました。町長や来賓の方もたくさん駆けつけていただきました!!
梅田穰山都町長からも、温かい祝辞をいただきました。
校式終了後、早速授業開始!!2時間目は『有機農業の意義』3時間目は、『有機農業の実践』・『女性が楽しめる農業』の授業がありました。
5月度の授業では、BLOF理論の提唱者、小祝政明先生にお越しいただきました。
先輩農家から、田植え機と手植えについての説明を受ける。
研修生みんなで田植えの実習。
Yaski Farm Vo.Gt:鳥越 靖基 Acc:岸 千恵
開校式の最後は、ORGANIC SMILEの校歌を副理事長の鳥越靖基ひきいる、バンド名Yaski Farmが披露してくださいました。
♪ORGANIC SMILE 校歌♪
美味しさ あふれる きみとのこと
ここから オーガニックスマイル
こころも カラダも 奏でだす
山都で オーガニックスマイル
大切に 育てた土から
生まれた スマイル
あなたに たべてもらいたい
届けよう スマイル
カラダを 弾ませる 美味しさ
始まるよ オーガニックスマイル
あなたに 届けたい 美味しさ
山都から オーガニックスマイル
農機操作の授業、安全講習の後、トラクターの乗り方を教わる。
もちろん、使い方だけでなく日常のメンテナンス講習も行います。
トラクターで太陽熱養生処理をするためには、人との連携が必要。安全に行うために、しっかりレクチャーを受ける。
トラクターを運転する研修生。一見簡単なように見えるが、マルチ(ビニール)を張るのは、なかなか難しい。
種を蒔くため、太陽熱養生処理のビニールを剥がす。
播種機を使って種を蒔く
播種後の防虫ネット張りためのポールを準備
防虫ネット設置完了。小松菜は夏季の生育の良い時で30日程度で収穫できる。1年を通して、繰り返し栽培できる。
自ら栽培した小松菜を収穫する研修生